高级食材の代表格ともいえるフォアグラを、これまたパンの中では最高ランクのブリオッシュに合わせた、とびきり赘沢なサンドイッチをご绍介しましょう。
フランスの家庭では、クリスマスにフォアグラを食べるそうです。フォアグラと一绪に买って来るのがブリオッシュ!スライスして軽くトーストしたブリオッシュに、フォアグラをたっぷりのせていただくのは、家庭ならではのたのしみ方ですね。日本では菓子パンっぽいイメージがあるブリオッシュですが、実はフランスではフォアグラと合わせるパンとして亲しまれており、お料理にもよく合うパンなんです。
ブリオッシュにフォアグラをはさむだけでも悪くはありませんが、ここではいちじくジャムとバルサミコ酢のソースをプラスしてバランス良く仕上げました。フォアグラの豊かなコクと、いちじくジャムとバルサミコ酢の甘みと酸味が合わせることで、シンプルながらもふくよかな味わいのひと皿に。これは、ワインが欠かせませんね。
フォアグラの焼き方の前に、そもそもどこで买うのか?という质问が出てきそうですね。近所のスーパーでは灭多に売っていないかもしれませんが、レストラン向け食材の通贩サイトで买うことができます。おすすめは、スライスされた冷冻品。1枚ずつ真空パックされているものです。高级かつ使い惯れない食材なので、块を买うのは踌躇してしまいますが、これなら気軽に使えます。
スライスされた冷冻品は、解冻せず冻ったままで调理しましょう。まず、両面に塩、こしょうします。焼いている间に脂と一绪に落ちてしまうので、少し多めかなーというくらいでちょうどいいでしょう。次に、フライパンをしっかり热してからフォアグラを入れ、一度入れたら、里返す时まで触らないようにします。何度も动かすと、キレイな焼き色がつきません。火は强めです。そして、焼き色がついた顷に里返し、両面ともにしっかりと焼き色をつけましょう。金串を刺してみて、中まで加热されているかを确认し、冷たいようなら、200℃に温めたオーブンに入れて火を通します。もっと手軽にするなら、电子レンジで10秒ずつ加热して様子をみても大丈夫です。
フォアグラは脂肪の块(!)なので、弱火でじっくり焼き続けていると、どんどん脂が溶け出して小さくなってしまうので注意してください!
フォアグラのおいしさを引き立てるバルサミコソースは、たっぷりではなく、アクセントとしてかかっている程度がおいしいものです。スプーンに少量ずつ取って、お皿の上から线を描くようなイメージで全体にかけてみましょう。ドボドボは×。手早くシャシャッとかけるのが?です!
ブリオッシュとフォアグラのシンプルな组み合わせをたのしみたいので、あえて野菜ははさまず、サラダをサンドイッチに添えましょう。サラダの緑とブリオッシュの黄色のコントラストが美しいのはもちろんですが、食べ合わせとしてもサラダは欠かせません。フォアグラの浓厚な味わいを堪能しながらも、途中、サラダを口に入れることで后口がさわやかに。はさまずに添える食材には、理由があるんです。
#シンプルイズザサンド